音楽と輪廻①

下手の横好き で、3年?位ハープを習っています。

あれも弾きたい、これも弾きたい🎵(*´∇`*)と夢は膨らむのですけど、肝心の練習をしないので、あまり上達せず・・・f(^^;

ピアノだったらバイエルにあたる位の易しい練習曲を、おっかなびっくり弾いては、誉め上手な先生が、評価できる箇所をとんでもない秘境から引っ張って来てくれて、それを聞いて
「てへっ✨( ̄∇ ̄*)ゞ」
って、弾けた気になって反省しない・・・
本当に、誉め上手な先生のお陰さまで楽しく弾かせていただいています。。
そんなユルいお稽古の感じですf(^^;

それでもたまに、修羅場というか・・・アットホームな発表会等、人前で弾かせていただく機会を与えてもらう事があります。
そうなると「お聴きいただく皆さんに喜んでもらいたいです👍」と、実力そっちのけで、ええかっこしぃ な自分が現れて、あたふたと練習し始めます(((^^;)

何度も失敗しては弾き、弾いては失敗し・・・💦

で、期日が迫るほど、「もっと練習すれば良かった」とか「違う曲にすれば良かった」とか「辞めたい・・・」とか、迷いとの闘いが熾烈さを増し、現実逃避して「宇宙兄弟」とか読みだす始末・・・f(^^;

でも、演奏の瞬間には、不思議と楽しんで弾いている自分を見つけます。
聞いてくれる人も、温かく拍手をくれます。

結局、始まりから終わりまで、全部が「善し」で結ばれる幸せな経験になっています。


発表会に向けて
表現したい!と感じる曲を選ぶ

限りある時間の中で、曲を練習する

間違いながら、改善する箇所を見つけて
弾けるようになっていく
手が止まってしまっても、
動くようになるまで、指が覚えるまで
何度も繰り返し、繰り返し、繰り返し・・・

停滞すると、心の雑音に揺れる
投げ出したくなる誘惑を乗り越える

その曲を選んだ自分すらイヤになる

そして、自分の奏でる音楽を
その場で聞いてくれる誰かと共有する時が来る

そこにはもう、優劣はない
間違いすらひっくるめて、全部が「善し」



・・・生きることに似ていると感じました。



生まれて来る時に
やり遂げたいテーマを決めてくる

そのテーマを成し遂げるために
この世界で生きる

壁にぶつかり、傷つけ、傷つけられながら
それでも自分を表現する道を生きる

一度の人生だけで足りなければ

何度も生まれ変わりながら
魂が求める経験を積み重ねて行く

自分の成し遂げたいことが解らなくて
悲しんだり、エネルギーをもて余したり
傷つき過ぎて、自分を閉ざして
流されるままに時間を浪費したり・・・

でも、忘れていた自分を見つけて
この世界で表現できたら
そしてそれを誰かに解ってもらえたら
共有できたら

本当に 嬉しい

分離も競争もない
「それで いい」という調和に至る



だから、客観的に聞いて上手か下手かはいったん置いて(^^;)、演奏の瞬間、自分が満ち足りて弾いていられて、結果「善し」で結ばれるように、
生きること そのものも、どんな人生であっても、結果「善し」で結ぶことができるのではないでしょうか。

楽器の演奏と輪廻は似ている、と感じました。



・・・とか、先日の発表会の前、現実逃避中に考えておりましたf(^^;