腹黒上等。

「ヒーリング始めました」と周囲に言ったら、「何か私の腹黒いのがバレそう・・・」と引き気味のテンションで返された事がありました。

なるほど・・・f(^^;
私も逆の立場の時、そう思っていたような気がする。。

そういう見えない世界が分かる人を前にすると、自分の奥に潜む冷たさ、意地悪さ、どす黒さとか、取り繕ったような嘘の笑顔や社交辞令の向こうにある「でもさぁ・・・」っていう本音を、見透かされてしまいそうな不安がちらりと頭をよぎったりしました。

ですが、自分でヒーリングをするようになって、何かそんな神通力みたいなものを得たかと言うと、全然であります( ̄∇ ̄*)ゞ

相変わらず不器用だし、好き嫌いもあるし、すぐヘコむし折れるし間違うし、財布を忘れて会社行ったり、バスに乗り遅れたり、知らない人に間違って挨拶したり・・・ヒーリング技術を学ぶ前と何も変わらない「人としてちゃんとしようよ」レベルで暮らしていますf(^^;


そして、腹黒がバレそう・・・と言うのは、隠している嫌な自分を見られそうで不安、見せられそうで不安、という事だと思うのですけど・・・
むしろ 逆 のように感じています。

やってて思うのですが、「ヒーリングの視点」は、人に優しいのです。

ヒーリングの視点から、その人の腹黒サイドに気付いたとしても、同時にその視点からは、真逆の明るい面もよく見えるようになっているので、相手を嫌いになることが無くなるというか・・・相手のありのままを認める器が広がっている気がします。

コインに表裏があるように、表だけの人も裏だけの人もいませんよね。
表のデザインも裏のデザインも、「そうなんですね」と認めれば良い。
その人のオリジナルのデザインを認めれば良い。


だから、腹黒上等、です。