赤い糸 ではなく

恋に落ちた
そんなご縁の魂だということ

心通わせた
そんなご縁の魂だということ

袂を別った
そんなご縁の魂だということ


その相手役を演じたのは
魂の双子かもしれないし
違うかもしれない


解っているのは
その魂と その経験を
分け合った という事実

双子 でなくても恋はできる
ロマンスに「血統」は 案外意味がない
魂の故郷で 飽きるほど側にいてるし


むしろちかしい魂だから
遠慮もないし 容赦もない

手の内は ばれている
こちらが生まれた目的も
言葉にせずとも伝わっている

もしもこちらが脱線してたり
立ち往生していたならば
双子は 凄い発破をかける
憎まれ役も厭わずに
片割れを 谷底に突き落とす

目覚めろ!と

魂の奥底で脈打つ
血 に呼び掛けてくる

そんな相手が 魂の片割れ

魂の可能性を 自分で見立てた以上に
引き出してくれる存在

だから 怖いくらいに 惹かれるのだ
自分を知りたいと願うほど
その人を 求めるのだ

愛と繋がる鍵だから
全身全霊 求めるのだ