竹生島の弁才天さま
ちょっと前のことですが、琵琶湖の竹生島に行ってきました。
弁才天さまがお祀りされている島です。
弁才天さまに手を合わせていたら、
「やきもちを妬かなくて良い」
という言葉が浮かびました。
特にやきもちの自覚症状はなかったので、どういうことなのか訊ねてみました。
お前はすべてを持っている。
美しさも、智慧も、すべて持って生まれてきた。
他の誰かの美しさにやきもちを妬いている暇があるなら、自分の美しさの種を育て、花開かせることだ。
そうして開花した美しさは、お前が最も好む美しさである。
それは一人ひとりが、そうなのである。
皆が生まれてくるときに、それぞれに最善の可能性を秘めて来ている。
皆が平等に、生を輝かせる力を持っているのだ。
それをどこまで ひらけるか。
精進するとは、自分を養い、調えてゆくこと。
迷いや不安に飲まれることなく、自分の最善を世に顕してゆくこと。
諦めず、何度も、試みること。
誰からも理解されなくても、自分の内が最善と信じる道を曲げないこと。
そして、独り善がりに陥らない広い視野を持ち、善の道を見失わないこと。
それぞれが最善をひらくことができたなら、そこからミロクの世がひらく。
よそ見して「隣の芝が青くていいなぁ」とか言ってないで、自分ちの芝の手入れをしなはれや~、ということのようです。
夏至を経て、改めて肝に銘じておきたいメッセージだと感じました。
人生初琵琶湖・・・広くて瀬戸内海のようでした。
龍の背中に乗りました(^^)