竹生島の弁才天さま
ちょっと前のことですが、琵琶湖の竹生島に行ってきました。
弁才天さまがお祀りされている島です。
弁才天さまに手を合わせていたら、
「やきもちを妬かなくて良い」
という言葉が浮かびました。
特にやきもちの自覚症状はなかったので、どういうことなのか訊ねてみました。
お前はすべてを持っている。
美しさも、智慧も、すべて持って生まれてきた。
他の誰かの美しさにやきもちを妬いている暇があるなら、自分の美しさの種を育て、花開かせることだ。
そうして開花した美しさは、お前が最も好む美しさである。
それは一人ひとりが、そうなのである。
皆が生まれてくるときに、それぞれに最善の可能性を秘めて来ている。
皆が平等に、生を輝かせる力を持っているのだ。
それをどこまで ひらけるか。
精進するとは、自分を養い、調えてゆくこと。
迷いや不安に飲まれることなく、自分の最善を世に顕してゆくこと。
諦めず、何度も、試みること。
誰からも理解されなくても、自分の内が最善と信じる道を曲げないこと。
そして、独り善がりに陥らない広い視野を持ち、善の道を見失わないこと。
それぞれが最善をひらくことができたなら、そこからミロクの世がひらく。
よそ見して「隣の芝が青くていいなぁ」とか言ってないで、自分ちの芝の手入れをしなはれや~、ということのようです。
夏至を経て、改めて肝に銘じておきたいメッセージだと感じました。
人生初琵琶湖・・・広くて瀬戸内海のようでした。
龍の背中に乗りました(^^)
夏至以降のテーマ
6月21日は夏至・・・一年のうちで太陽がもっとも長く頭の上に昇っている日です。
冬至の一陽来復のときから、生成発展のエネルギーを提供してくれていた太陽。
折り返しが始まろうとしている感じですね。
時計の針も、半分上ったら半分下ります。
くるくる廻って、螺旋を描きながら、生命は変化してゆく・・・
夏至という折り返し地点を越えて、これから次の節目まで、どんな風に過ごせば良いかをタロットに訊いてみました。
大テーマとしてマスターのカードが出たので、直感でOSHOさんからのメッセージとして受けとめました。
虹の8:ORDINARINESS 普通であること
日常を濃く、丁寧に生きる。
世界の中の自分。自分を取り巻く生命力を信頼する。
幸せの青い鳥は自分のそばにいる。
外に求めない。内を探究するとき。
日々の仕事を、見返りを求めず行うことで、それは神聖なものになる。
大アルカナ17:SILENCE 沈黙
外の雑音に囚われて迷わないこと。
沈黙し、自分自身に帰る。自分自身を再発見する。
ひとり在ることで、理解と洞察を深めるとき。
水の8:LETTING GO 手放すこと
完結。解放。
これまでに積み上げて来た物事が完結している。
素直に手放し、変容する。
もう後戻りはできない・・・
新しい自分になる。
カード全体からの印象だと、今までの生き方が一段落して、内側が変容する時期のようです。
クリアに変容してゆく為に、お掃除や滋養のある食事、早寝早起きとかも(^^;日々、当たり前の仕事を、丁寧にこなしてゆくこと。
空を飛ぼうとしないで、地に足のついた生活をすること。
そうすることで、自分に生命力が戻って来ます。
そして、雑音に惑わされず、自分の内側に向き合い、内側からの呼び掛けを拾うこと。
これからは、自分自身の個性、神性を輝かせ、表現してゆく世界になります。
機械のように替えのきかない、一個の魂として、したいことをしてゆく世の中になるのだと感じます。
水溜まりの中に滴り落ちる水滴のように、後戻りはできないのです。
葉の上でぐずぐず転がっていても、蒸発して消えるだけです。
より大きな水の中に飛び込んで、自分が広がる体験をしてみる選択肢もあるのです。
自分のしたいことをする。
「どうしたらできるの?」
「すればしていることになる」
難しく考えないで、
しなければならないことにばかり焦点をあてないで、
小さなことでも、したいと思ったならば、する。
その新たな積み重ねを、意識して行ってゆく。
夏至を折り返しにかかったこの時期に、私は何をしたいのか・・・内なる私に聞きながら、積み重ねてみようと思います。
受け取ってからの「ありがとう」
朝と夜、神棚ゾーンに手を合わせているのですが、今朝、手を合わせて神様に「ありがとうございます」と祈っていたとき。
――受け取れていないのに「ありがとう」と言うのはいかがなものか?
と言葉が浮かびました。
毎度のことなので、「ありがとう」の祈りが形骸化し、事務的な、セリフのようになっていたのを、神様に見透かされていたようです。。
祈りは“意乗り”“意宣り”。
ありがとうと言いながら、言葉の中に感謝の意が入っていないのは、初心者なのにウェアだけは一人前に揃えている人みたいな感じでしょうか・・・
そろそろ中身が伴わないとね~、とダメ出しされた感じです(^^;
あるいは、私が「受け取り下手」だという忠告だったのかも知れません。
受け取ることができないと、氣が枯れてしまう。
氣が枯れると、与えられなくなり、豊かな循環が止まってしまう。
「自分ばかりが豊かになってはいけない」
という感じの、受け取ることへの抵抗や遠慮は、次の人に豊かさを伝えることの妨げになってしまう・・・
受け取るという行為は、自分が得をするためのものではなくて、プレゼント交換みたいに、隣の人に順々に伝えるためにする行為なのかも知れません。
受け取れた喜びの濃さによって、「ありがとう」という言葉の濃さも、変わってきます。
受け取り上手になりたいと感じました。
6月14日の新月メッセージ
6月14日は新月とのことですね。
この新月から一週間、どんなテーマでどう過ごせば良いかをタロットに訊いてみました。
今週のテーマ:雲のナイト ファイティング
【対立の意識を切り替える】
鎧を着た男性が、喧嘩腰に世界をとらえている。
来る闘いを想定して、やる気満々で武装している。
闘う未来はこの男性の内なるビジョン。
視点を変えれば、重たい鎧を着る必要なく生きられる。
闘いを思い描いて、引き寄せるのは止める時。
どんな風に過ごすか:虹の8 普通であること
【特別ではない“特別”】
日々目に映るもの、すべてが奇跡である。
花が咲き、枯れる。
陽が昇り、沈む。
月が満ちて、欠ける。
息を吸って、吐く。
季節が巡る。
生まれて、生きて、土に還る。
当たり前にあるその現象は、当たり前だけど尊い。
何かを成そうと力まないで、丁寧に、シンプルに過ごしてみること。
外に対して、気持ちが闘ってしまいがちなので、頭で考え過ぎないで、自然なリズムに委ねてみる時期、と解釈しました。
焦って浅知恵で ものごとを操作しようとしても、上手くいかないものですよね。
自然の一部として、今、現れている生の恵みを受け入れながら過ごしてみたいと思いました。
真田丸
今頃ですが・・・
大河ドラマ「真田丸」のオープニング曲が大好きで、どうしても聴きたくなって、Amazonでサントラをゲットしました!
エンドレスにリピートして聴きまくっています。
スマートな旋律で、そこはかとなく哀切を帯びていて、それでいて堂々としていて、真田一族の生き方を美しく表現しているような印象の、素晴らしい曲だと感じます。
曲に合わせてドラマの様々な名場面を思い出し、“日の本一の兵”真田幸村に思いを馳せていました。
幸村は、負ける戦と解っていても、最後まで義を貫き、命を捧げました。
損得ではなく、筋を通すため。
命を惜しむことなく、最後の・・・最期の瞬間まで、決めた道を走り抜けた、潔さ、ひたむきさに心うたれます。
私にできるだろうか。
どんな風に自分の命を懸けるか
有限な生の時間をどう使うか
そんな事を考えながら、今日も真田丸のテーマを聴いています。
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タロットに訊きました。~サッカーW杯~
OSHO禅タロットで、近づいてきたサッカーワールドカップについて訊いてみました。
質問:ワールドカップで日本代表が活躍するにはどうなったら良いか?
「鍵」というレイアウトで訊きました。
①質問事項の中にある問題点(いちばん下)
火の10:抑圧
がんじがらめになって、目が曇って何も見えていない。せっかくの力、能力を、小さくまとめて閉じ込めてしまっている。
②陰 内へ、受動的局面 火の2:可能性
③陽 外へ、活動的局面 雲のナイト:戦い
下から2番目のカード。左が陰、右が陽。
鳥のように、内側ではものが見えている。でも外向きには鎧を纏い戦っている。
何が大事なのか見えているけど、その大事なものを対立という形で護ろうとする、通そうとする。
④ハイヤーセルフのメッセージ(下から3番目)
水の3:祝祭
日本代表について訊いたので、日本の守り神様からのメッセージという感じで読みました。
嵐のなか、裸足で踊る女性たち。
自然の恵みも脅威も、女性たちは享受して歓んでいる。
嵐すら楽しみ、恵みとして受け取りましょう。
⑤フィジカル面の洞察(上から2番目の左)
雲の9:嘆き
星空に背を向ける求道者。悩み嘆き、すぐそばに広がる宇宙(の叡智)に気付けずにいる。
技術はあるのに孤立無援になっている。
⑥精神面の洞察(上から2番目の真ん中)
火のクイーン:分かち合い
個人個人の持つ豊かさを分け合う。
チームプレー。
⑦実存への洞察(上から2番目の右)
大アルカナ1:存在
星空を見上げるひとりの人。その人もその世界そのもの。全体の中のひとりである。
one for all , all for one
⑧問題事項の、最善の答え(いちばん上)
火の4:参加
手を取り合って輪になって、調和の渦をつくり、広げる。
⑨大きな視点でのテーマ(右上のカードの山の上)
雲の5:比較
木と竹。生のあり方が違うものが並んでいる。
違うものが共存している。
どちらがどうだ、と評することは無意味なこと。
誰かと比べたりジャッジしたりしないで、謳歌すること。
「集まったメンバーが一丸となって、持てる力を発揮して分かち合い、連携しながら、4年に一度のお祭りを皆でとことん楽しむ!」
という感じでしょうか。
メンバーが決定して、今チームとしてまとまってゆく、チームワークを練っている段階なのかな?と、カードを読んで感じました。
「勝ち負け」という濃密な情緒の体験を味わいたい人にはぬるい結果かも知れませんが、禅的に見れば、そのお祭りに参加して、試合で持てる力を出しきることが素晴らしいということだと思います。
勝っても負けても、悔いが残らない試合をして欲しいと思います。
OSHO禅タロット
「OSHO禅タロット」の使い方を学びました。
ふつうのタロットとは少し違うのですが、絵柄からも解説書からも、広くインスピレーションを得られ、深い解釈ができ、「噛めば噛むほど味が出る」ようなカードだという印象です。
自分やお友達のこと、時事問題などなど、いろんなテーマをカードに聞いては「ふぉぉぉ!何でこのカード!?バッチリ過ぎでは!!Σ( ̄□ ̄;)」と、精度の高さに驚いています。
それから、質問に対して、自分では思いつかなかったような視点を与えてくれたりもします。
例えば、某政治家に関する質問をカードに訊ねた時、私自身はその政治家に対してどちらかというとネガティブな印象、先入観を持っていたのですが、カードの答えは、その政治家の魂の本来の目的や、最善を成せば発揮する事のできる善い可能性、ポテンシャルの部分まであぶり出していて、「へぇー!」と、目からウロコが落ちました。
「他者からの影響」を現すカードが見事に「落雷」だったりして、政治の世界で本来の神性を発揮するのは、ものすごく大変なのだろうと感じました。
この禅タロットを、ブログで紹介するにあたって、伝えたいメッセージは何か聞いてみました。
出たカードは「火の6:SUCCESS」
絵を見て・・・
地球の上を、虎に乗って旅している人。
祝福と称賛の紙吹雪が舞っている。
ゴールに到着したのか・・・
称賛を甘受し、歓びを謳歌する旅人とは対照的に、
勇敢な虎は黙々と前進する。
地球はそれを坦々と受けとめてくれている。
解説書を読むと・・・
「生というパレードのあらゆる現象に対して――それが谷であろうと頂であろうと――心にとどめておくべき最大の智慧は、「これもまた過ぎ去る」ということです。祝う……もちろんです。そして、どこまでも虎に乗って行きましょう。」
解説書には、物事には始まりと終わりがあり、成功の瞬間も永遠には続かない、ということが書かれています。
終わりを恐れる必要はない。
起こることを恐れる必要はない。
だから、その歓びの瞬間を濃く味わって、勇敢に旅を続けましょう、という禅的なメッセージを伝えてくれています。
深くて渋いカードです・・・